20130217 Adagio菜の花サイクリング

LEGONフレンドのはあさんが菜の花が咲いているフラワーラインを走って、ビンゴバーガーを食べに行きませんか？と言う企画を立てたので、ルートを見ると登ってみたいと気になっていた、富山の麓を通過するじゃないですか、これは行くしかないと、嫁の機嫌取りに頑張って、参加してきました。

本ルートは久里浜からフェリーで浜金谷に渡るのですが、久里浜が遠い僕は川崎から木更津迄行っているアクアライン高速バスを使い、川崎から浜金谷まで自走することに。そこにのりおさんも乗ってきたのでご一緒しました。

ここから浜金谷まで約30Kmですが、強い北風(追い風)に乗って、海岸線では殆ど踏んでないのに40Km/h巡航できちゃって、信号が少ないとは言え一般道でなんと平均29.9Km/hでした。

久里浜組みの乗ったフェリーが到着するのを待ちます。

今日は最後尾を走るつもりだったが、道を知っている人がいないと言うことでまたしても先頭を走ることに。

まぁ、追い風だし自分のペースで走れるからいいんですが、途中道を間違えてしまい。結局はあさんが先頭に出て、僕は後方待機。いやー、追い風でも人の後ろって楽ですねぇ。

途中、トイレ休憩を挟み、いよいよフラワーラインに入りますが、ここからが向かい風、時々横風になるので、後ろに付いていてきつかった。

先頭グループが右側の大きな駐車場に入って行ったので、やっと昼飯かと思いきや、またしてもトイレ休憩でした。(寒いから皆近い？)

一応、休憩都度ブラックサンダーを食べていたが、流石にお腹が空き、ハンガーノック気味。それなのに、逆風の中みな速いこと。暫くのりおさんが先頭を30Km/hペースで牽いていたが、流石に疲れが見えたので前に出てみたが、この風はとても無理。しかも直ぐちょっとした登りに差し掛かり、ペースを維持できなかったので、速度を落としたらKIKUさんがアタック。
付いていけず、千切れてしまったが、下りで頑張って何とか追いついたけど、ヘロヘロ状態。

後続組が大分離れてしまったので、コンビニで休憩。ホッとしました。
ここから第二の目的地はそんなに遠くないと言うことで、またはあさんが先頭を牽く。
そして、やっと到着。

初めてだし、辛い物が好きな僕は、ハラペーニョを食べようと思っていたが、皆「スーパービンゴ」を注文するもんだから、僕まで口が滑って「スーパービンゴ」と言ってしまった。

うぅ、大きさが分からん

のりおさんのブログかイマーセさんのブログを見て頂いた方が分かるかな。
とにかくでかい。重量もずっしり、500gは超えてそう。
で、食べてみると、美味い。バンズ、ベーコン、チーズ、パテ、レタス、オニオン、どれも美味い。これだけを食べに千葉に来るのもありですね。欲を言えば、間にもう一枚バンズが欲しいかな。

お腹が一杯になったところで、僕的のメインディッシュ(皆さんにはデザート)を食してもらうために、のんびり先頭を走ります。
途中、Edge 800が勝手に電源オフになってルートが分からないので暫し停止して起動を待ったり。(この時気付けば良かった。未保存の走行データがある時に電源を一度切って、入れると「保存しろ」って警告が出るんだけど、これ放置しているとタイマーがスタートせず、ログは記録されないし、時間が来ると勝手に電源切れちゃうでした。なので、この日のログはビンゴバーガーを食べたところ止まってしまっていて、肝心のデザートが取れてない・・・)

起動後走り出したらすぐに登りの入口で、はあさんは行かないと言っていたので、他はみな来るのかと思いきや、意外にもKIKUさんが来ない。スーパービンゴを2つも食べるからだよね。^^;

たくちゃん、のりおさん、ユーノさん、イマーセさん、じっちゃんと僕の6人で登り始めたけど、どこでも速いたくちゃん、のりおさん、ユーノさんは先に行ってしまい、ここ分かれ道が分かり難いんだけど大丈夫かなぁと思いながら、分かれ道まで来てみると、やっぱり居ない。

仕方がないので、残ったイマーセさんとじっちゃんの3人だけど登ることに。ここまでそこそこ登ってきているが、比じゃない勾配。とうとうイマーセンさんがギブアップ。

じっちゃんもグロッキー状態。でも、まだ終わりじゃないよ。

ここからが本当の地獄でした

舗装が悪いうえに、所々20%はあろうかと言う勾配、平均でも15%位あったんじゃなかろうか。しかも、予想以上に長い。中々終わらず、3回ほど止まってしまった。止まっていると下から登ってくる人がいる。「え、イマーセさん？」と思ったら、行きすぎて戻ってきたユーノさんでした。ユーノさんは止まりもせずに、待ってたけど来ないから戻ってきた、そこでイマーセさんと話した等、説明しながら登って行っちゃった。なんて人だ？？？普通息が上がってしゃべれる状態じゃないだろう。
もう、上まで行くのは諦めようとしていたところでユーノさんが登って行っちゃったので、最後の力を振り絞って登りました。後ろではじっちゃんが「もう、ギブ。もう、ギブ」と連呼しながらも登り切りました。

そして、下るのですが、腰を後ろに引いてブレーキ掛けっぱなし。直線の綺麗な舗装だったとしてもブレーキ掛けずに下れない勾配です。分かれ道まで下っていて、待っているとすぐにじっちゃんが下りてきたけど、なぜかユーノさんが現れない。ユーノさんはそんなに下りが苦手なはずはないんだがと。じっちゃんはフェリーの時間を気にして、先になるようで先に行っちゃって、僕一人で10分ほど待ったが来ない。電話番号を聞いてないし、うーん、ここをまた引き返すのか・・・、怪我で動けないのかもしれないなら待っていても仕方がないので、ゆっくり登って地獄の入口まで戻ったところで力尽き、とりあえずFBで呟いてから、誰か電話番号を知らないか、KIKUさんに電話して聞いてみたが誰も知らないとのこと、で何故僕一人でユーノさんを待っている状況なのかを話していたら、やっと降りてきた。が、手が真っ黒になっているので、やっぱり落車かと思ったら、リアディレーラが変な所にある。なんでも、下り始めた途端ディレーラハンガーが折れた様子。それが原因なのかホイールが振れてしまっていてタイヤがブレーキシューはおろか、バックステーにも触れてて、まともに回らない状態。と言ったことを電話越しにKIKUさんに話して、チェーンカッターがあれば短くして回せる状態にできるのだが、ユーノさんも僕もチェーンカッターは持っていない。KIKUさんは持っているらしいが流石にここまで戻ってきてとは言えず、とりあえず山を下ることに。でも県道に出たらそりゃ進まないよね。タクシーなんて通るような道じゃないので、僕の右肩に掴まってもらい文字通り牽いて走りだす。暫くいい調子で走っていたら、僕の足元で「パシュー」って音が・・・。そう、今度は僕がパンクしちゃいました。

こきゃシーラントも効かんわな

チューブラーなのでパンクしたまま少し走ったがホイールがカーボンなので、ちょっとした段差で割ってしまいそうなので、仕方なく交換することに。

ここで再度KIKUさんに電話して、15:20のフェリーには間に合わないので先に行ってもらうことに。丁度標識がありフェリー乗り場まで、まだ10Kmもありました。

一応タイやレバーを持っているが、外でチューブラー交換は初めて。何時もタイヤを剥がすのに苦労しているんだが、この日も苦労してたらユーノさんが見かねて手で剥がしてくれちゃいました。で、今度はバルブを付けかなきゃいけないのだが、「うっ、バルブを回す工具がない」と、すると何故かユーノさんが持っていて大助かり。(家に帰ってサドルバックを漁ったら入ってました^^;)
チューブラーテープを貼って、タイヤを嵌めて、空気を入れます。一応ポンプ式の空気入れは持っていたのですが、ユーノさんがCO2ボンベを持っていたので入れて貰っちゃいました。
再び走りだしたら車屋さんが見えてきたのでアーレンキーを借りて、ディレーラをチェーンから外したら、車屋さんの方がチェーンのピンを抜こうと、ポンチを持ってきてハンマーで叩くがそう簡単には抜けません。あんまり時間を食うとフェリーに間に合わなくなるので、諦めてまた肩に掴まって貰って牽いて走ります。
並走している形になるので路肩の狭い道路では車に迷惑だったけど、仕方が無いですよね。特にR127に出てからはさらに狭くなりトンネル内では車線のほぼ半分を使っちゃってました。幸いなことにクラクションを鳴らす車も無く、16:05にフェリー乗り場に到着。急いでチケットを買って、無事乗船。離岸してから少しユーノさんと談笑してましたが、とてつもなく眠くなり、20分位爆睡しちゃいました。

ユーノさんは弟さんが車で迎えに来るとのことなので、僕はここでお別れし京急久里浜駅を目指して輪行で帰りました。

残念なことに激坂のログが取れてない。

分かれ道から頂上までの約1Kmが平均16.4%でした。