乗鞍は遠くて普通なら一泊するところを日帰り、しかもシルバーウィークと言うことで車で行くにはかなりの覚悟が必要。輪行も考えたけど、松本から自走して乗鞍を登るのは無謀だし、松本からバスが出ているが、最速でも乗鞍高原到着が12時前。帰りのバスに間に合わない可能性があるので、この手段は諦め、はやり車輪行にし、高井戸(同僚との待ち合わせ場所)を4:30出発。心配だった渋滞は回避でき乗鞍には8:15頃到着。乗鞍はぴーかんでした。
気温は15℃くらいで、半袖レーパンではちょっと肌寒いけど登り出せばすぐに暑くなるので、ウインドブレーカーとアームウォーマーは背中に入れてスタート。
前回乗鞍に来た時は寒い雨の中、半分くらい登ってDNFしたが、今日は最高の天気でした。
少し紅葉も始まっているようで山の斜面が色付いていました。
でも、僕の脚の方は約2か月ぶりのクライムと言うこともあり、同僚に置いていかれる始末(約3か月前の雨の阿佐美冷蔵では全然登れない人だったのに、減量と登りトレーニングで劇的に進化していた)
約2時間かけて畳平に到着。
ちょっと早いけど腹ペコだったので、(高い)昼食食べてまったりしちゃう前に乗鞍スカイライン側の下りスタート。気温低いけど晴れていたのでアームウォーマーしてウインドブレーカーで大丈夫だと思っていたら、下り始めてすぐに雲の中(岐阜県側は曇っていた)に入り、路面はドライだが小雨の中を走っているのと同じ状態に。直ぐに生脚がびちょびちょに濡れ、下りなので高速で風にあたり寒いのなんのって、膝が凍るかと思った。まったく山の天気は良く分からん。
下り切って平湯温泉まで来ると雨が降っているわけでもなく、気温も少し上がったので、生きた心地でした。
平湯温泉からまた登りでしたが、乗鞍の登りがウォーミングアップになったのか、漸く脚がいい感じで回るようになり、今度は同僚を置き去りにして安房峠へ到着
安房峠から下ると中の湯温泉と言う所に行くのだが、本当はその途中で分岐している林道を使って、白骨温泉に行きたかった。
実はゲートを超えて入り、1Km位は走行できたが、相当放置されているようで荒れに荒れている上になんと崩落で道が無くなっていた。
道が無くては進めないので、仕方なく引き返し、通常のルート(R158)で一旦松本方面に向かい、途中から白骨温泉へのルートを取ることに。しかし、R158から分岐してからの白骨温泉までの登りが約3Kmですが、ずっと10%以上(しかもトンネルの中)続き、辛かった。
白骨温泉で糖分(饅頭)を摂取して、蛭窪トンネル(照明が所々ない上に路面が荒れていて怖かった)までの約4Kmの最後の登りを登り切り、今日の登坂が終了。
後は乗鞍高原まで下って、約77Kmのライドのゴールでした。
本日の獲得標高:2,463 m
峠コレクション:安房峠(標高1,780m)
追伸
折角なので白骨温泉(白骨温泉公共野天風呂)に入って帰ろうと、車で下ってきた道を戻ったのですが、受付が16:30ででタッチの差でクローズとなってしまい、仕方がないのでおやすみ処 球道と言う日帰り入浴に入ったけど、ここは酷く男女別々ですが、それぞれに洗い場が一つずつしかなく、しかも脱衣所の中。一応露天ですがお湯がぬるくて体が温まらないと言う始末。